★第二十三回サポートレッスンクイズ★アブダクター&アダクター★

みなさんこんにちは😉 前回はお腹の横側についている「腹斜筋」を鍛えるトーソローテーションマシンをご紹介しました。

運動初心者の方やトレーニング経験のない方などは、“出っ張ったお腹” を何とかするために一生懸命このトーソローテーションマシンを使用する方がいますが、基本的には腹筋をやったからと言ってお腹の肉がなくなるわけではないので注意しましょう😅

特に腹斜筋を鍛えるトーソローテーションマシンはやり方によって腰を痛めやすくなりますので、トレーニングをやり始めの時期は “時間に余裕があったらやる種目” くらいの感覚と覚えておきましょう!

それでは今回のクイズに行きますが、今回は “内転筋群(内ももの筋肉)” “外転筋群(外ももの筋肉)” を鍛えるマシン “アダクター&アブダクター” から出題!

アダクター&アブダクター

ピンの抜き差しをするだけでアダクター(内転筋群)、アブダクター(外転筋群)の2種類を鍛える事が可能になっており、狙う部位によって二つの種目を選択できる構造になっています。

他のジムなどでは「アダクション・アブダクション」などと呼んでいる場合もありますが、構造的には同じ作りになっているものが多いです。

それではクイズに行きますが、今回は “目的によってどちらをやるのがいいか?” をクイズにしていきたいと思います。

それぞれの目的を書いていきますので、“アダクター” と “アブダクター” どちらのやり方が合っているか考えていきましょう!※名前が似ているので間違いないように注意です😁

アダクター(内転筋群)

アブダクター(外転筋群)

①太ももを引き締めたい場合

②ヒップアップ効果を狙いたい場合

まず最初のクイズは “脚を細くしたい!” “脚をひきしめたい!” なんて思っている方、または “お尻のラインをきれいにしたい!” “ヒップアップしたい!” と思っている方はどの形でトレーニングするのが良いのかがクイズです。

このマシンは狙う部位によってセッティングを変える事ができるようになっているので、上記のようなそれぞれの目的がある場合は “アダクター? or アブダクター?”

③O脚を改善したい場合

④歩く時、走る時の動きを良くしたい場合

気をつけの姿勢をした時に膝と膝がくっつかない状態がO脚と呼ばれるものなのですが、この症状を改善した場合に鍛えると効果的なのはどちらのやり方でしょうか?

また、④に関しては歩く時、走る時というよりは “股関節の動きを良くしたい場合” というように考た時にどちらのやり方が良いかになります。

⑤膝痛の予防改善をしたい場合

⑥運動能力の向上と腰痛予防をしたい場合

最後は膝周りの強化をしたい場合と、体幹を安定させ、運動能力の向上と腰痛予防の目的も兼ねた場合。 

関節部分を直接鍛える事はできませんが、その周りについている筋肉を鍛えることで、関節にかかる負担を軽減させることができます。

⑥に関しては “骨盤を安定させる” ためには “内転筋群と外転筋群どちらを鍛えるのがいいか?” で考えてもらえればと思います。

以上、それぞれよく考えられる目的を上げてみましたが、皆さんにも当てはまっている目的があるのではないでしょうか?

「ただなんとなく教えられたからやっている種目」「やるように言われたからやっているトレーニング」と、目的を明確に理解してやるトレーニングでは効果も変わってきます😁

自分自身のトレーニングをレベルアップさせるためにも “何のためにその種目をやっているか?” を含めて考えてみるようにしましょう!

それでは今回はここまでです。また次回まで~~~(^^)/