皆さんこんにちは😁 サポートレッスンクイズ二十回目を迎えました!

不定期更新ながら欠かさず記事を読んでくれている方には、とても感謝しております😆!!

さて今回も第十回目の更新と同様「サポートレッスン総復習」をお届けしたと思います。簡単なものになりますがクイズの正解を載せていきますので、もう一度過去のクイズを見返して、まずは “自分で考えて” から総復習を読むようにしてください。 それでは行きましょう~~😉

第十一回 ジムに来た際どのような運動をするのか?

第十一回目では架空の三人に登場して頂き、それぞれの “運動の目的” に対して、トレーニングの内容が合っているかどうかをクイズにしました。

A子さん : 「運動の目的はダイエットと体力づくり」が主ですが、トレーニングの中心に考えているのが、“有酸素運動” という形。

この “有酸素運動中心のトレーニング” でもダイエットは可能なのですが、注意してもらいたいのが、女性や年配の方は “筋肉量が少ない” 方が基本的に多いという事です。

筋肉量が少ないと単純に “基礎代謝量が低く痩せにくい” 身体だという事になるので、まずは “筋肉をつける” ことから始めて、基礎代謝量を上げる方が効率が良いということになります。

A子さんの場合「足が太くなった気がする」と言って下半身の筋トレをナシにしているようですが、“トレーニング経験のない方が考える負荷レベル” では、足が太くなることはまずない事なので、基礎代謝量を上げるためにもしっかりと下半身のトレーニングを加えたメニューをこなす方がダイエット効果が高くなります。

「ダイエット = 有酸素」という考え方を持っている方が多いかと思いますが、これからは「ダイエット = 筋トレ」のイメージを持ってらえると嬉しいです😁

B太郎さん : 「ダイエットとお腹についた肉を落とす」事が目的の方ですが、ムキムキの体も目指しているという事で、“毎回ベンチプレス&腹筋” をやっていて、“下半身のトレーニングはやらない” とおっしゃっている男性😅

これもトレーニングを始めたばかりの男性に多いのですが、「好きな種目&気になる部位の種目」 “だけ” をやっている方は結構多いです😱

勘違いしている方も多いのですが、“ダイエット” と “お腹周りの肉を落とす” ことは “同じ過程で現れる結果” であって、体全体の脂肪が落ちれば自然とお腹の肉も落ちてきます。

お腹の肉を落とすためという理由でいくら腹筋をやっても、お腹が六つに割れるわけではありません。体全体の脂肪(お腹周りも含む)が落ちた後に、元々あった腹筋が “見えるようになる” という認識が正解になります。

次に有酸素運動の際に「なるべく走るようにしている」と言っていますが、ダイエットにおいて “歩く” “走る” で特に優劣があるわけではありません。

基本的には「時間に対してどれくらいの運動量があるのか」という事なので、第一に考えるべきは、その人が “続けられるかどうか” が判断になります。

そしてB太郎さんの場合、「膝が痛くなる」という悪影響が出ている時点で、“走る有酸素運動はしない” というのが正しい選択になります。

下半身のトレーニングのつもりで有酸素をやる考え方がそもそも間違いなのですが、膝に痛みが出始まっている状況から、トレットミルなどの「歩く・走る・跳ぶ」系の有酸素運動やトレーニングはやらない方が良いですね😅

Cさん : 「体力維持が目的」の方ですが、毎回同じ種目、負荷、回数でトレーニングをやられる方。

まったく体を動かさないよりは、動かした方がいいのは当然なのですが、“同じ強度・負荷” のトレーニングばかりになってしまうと、“筋肉が慣れてしまう” 事がおき、それ以上成長できなくなるばかりでなく、逆に “筋肉量が減ってしまう” 事にもなりかねません😱

トレーニングには「3つの原理と5つの原則」があり、その中のひとつ「漸進性の原則」があり、簡単に言うと “筋肉を成長させるには徐々に強度・負荷を上げていけよ” という事です。

Cさんのようにトレーニングを始めたばかりのころは、面白いように体重が落ちていた方も多いと思いますが、同じトレーニング内容ばかりを続けていれば、筋肉の成長は止まり、体に表れる変化も当然止まってしまいます。

さらにCさんの場合、体重が増えている気がするといって、筋トレをなしにして、“筋肉量が減少してしまう可能性” もある “有酸素運動を増やす” という行動をとっているので、さらに代謝量が下がって “痩せにくい体” につき進んでいる事になります😱

Cさんに必要なのは筋トレをなくす事ではなく、とりあえず今までやっていたトレーニング種目でいいので、まずは “負荷・強度を上げていく” ことが必要かなと思います。

負荷や強度を上げると言っても、単純に重さを上げるだけではなく、回数や降ろす、伸ばすの角度によっても変わってくるので、様々なやり方を試してもらいたいです。

いかがでしょう? 「ジムに行っても効果が出ない」「運動しても変わらない」なんて思っていた方は、まずは根本的なトレーニングに対する考え方を改めてみましょう。 上の三人のようにそもそものやり方が間違っていれば当然結果は出てきません😱 

成果を出すためにもまずは “正しいトレーニング知識” 得ていきましょう!

思いのほか第十一回の解説が長くなってしまったので、スミマセンが今回の総復習はここまでにしたいと思います。

第十二回以降の解説は次回以降に持ち越し! それではまた~~~~~~(^^)/