皆さんこんにちは😉 前回は胸や二の腕を鍛えるトライセプスプレスマシンについての復習でしたが、トレーニングが習慣化するまでのレベルになってくると、“鍛えるためのトレーニング” から “こなすだけのトレーニング” になってしまいやすく、最初は正しいやり方で出来ていたフォームも、楽にこなすためのトレーニングフォームになりやすいので注意するようにしましょう!
それでは今回は第十七回のクイズ「バイセプスカールマシン」についての復習をしていきます。
椅子の高さについて
それでは早速クイズの解説を踏まえて答えていきますが、主に腕の筋肉(二頭筋)を鍛えるこちらのマシンは、十七回の出題時も言っているように女性や運動経験のないような筋力の落ちている方などは、「トレーニングしづらいマシン」となっています😓
理由としては本来↓の画像にある「赤い丸」の部分に肘が高さがくるように椅子の位置を調節すると、二頭筋に刺激が入りやすくなるのですが、女性や男性でも身長の低い方だとうまく肘の位置を固定できず、刺激が入りづらくなっています😱
クイズでは「椅子の高さはどうする?」という問いかけでしたが、身長が175cm以上あるような方でない限り、椅子は一番高い状態でちょうどいいかなと思います。※腕の長さや座高などもあるので、不安な場合はスタッフにご相談を!
肘の固定について
次に “動かし方” についてですが、この動作自体は “グリップを握って上に持ち上げるだけ” なのですが、この時にパッド部分に肘をつけたまま動かした方がピンポイントで二頭筋に効かせやすくなります。
ただし・・・、ここで注意が必要なのですがこのやり方はあくまで “肘の高さが適切な位置にある場合” となっているので、肘を固定したままだとうまく力が入れられない方などは、パッド部分につける事にこだわらず、胸部の筋力も稼働させながらグリップを持ち上げるフォームで動かしていきましょう😉
どうしても合わない時は変則フォームで使用
続いては基本のやり方では腕(二頭筋)にうまく力が入れられない方向けの変則的なフォームでのやり方になります。
上記の写真のように “椅子には座らず” 中腰の姿勢(身長が低ければ立ったままでもOK)になり、“肘の位置と赤丸の位置” 合わせます。
その状態のままで肘を抑えるようにして前腕部(肘より先側)のみを動かすように腕(二頭筋)に刺激をいれていきます。
できれば逆の手で力コブのあたりを抑えながら動かすと、他の部位の筋肉を稼働させず、ピンポイントで二頭筋を意識しやすく、効果も高める事ができます😁
今回は変則的なフォームでのトレーニング方法もご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 今回解説したマシンはちょっとクセがあるので、変則的なフォームをご紹介しましたが、まずは適切なフォームで基本に忠実にトレーニングして頂くのが一番です。
特にトレーニング初心者は自分の感覚だけでフォームを変えようとせず、スタッフにご相談ください。※下手にフォームを変えるとケガに繋がります😱
それでは今回の解説も以上。次回は第十八回のクイズ “肩” を鍛えるラテラルレイズマシンになりますので、気になる方は事前にチェックをしてください。
それではまた次回(*^-^*)