皆さんこんにちは😁 前回は腕(二頭筋)を鍛えるバイセプスカールマシンを解説していきましたが、自分の身長などによってフォームを修正できる方でないと、二頭筋にピンポイントで刺激を入れるのが難しいマシンとなるので、前回ご紹介した “変則フォーム” も参考にしながら、腕にしっかり力が入っているかを確認しながらトレーニングするようにしましょう😉
肩(中部・前部)を鍛えるラテラルレイズマシン
それでは今回の復習は第十八回でご紹介した主に肩(三角筋)を鍛えるマシン! MIRIZ BODYでは「ラテラルレイズマシン」と呼んでいますが、メーカーによって「マシンサイドレイズ」と呼ばれるトレーニングマシンになります。
肩を鍛える事で小顔に見せる事ができたりと、女性でもぜひ使用して頂きたいのですが、前回と同様、筋力によっては「一番軽い負荷でも持ち上げられない」なんて状態になるトレーニングマシンなので、今回解説する内容を正しく理解した上で、利用するようにしてください。
椅子の高さ&グリップの握り方
クイズでは椅子の高さの調節に関連したグリップの握り方でしたが、MIRIZ BODYで置いてあるSHUAのラテラルレイズマシンは、パッド部分が “前腕部(肘より先)” に当てるような設計になっているので、“椅子を高め” に設定して、“前腕部全体をパッドに当てる” 形になるように調整をしてもらうのがおススメです。
身長に対して椅子の高さが低い状態だと、上腕部にパッドがあたる形になるのですが、“面” ではなく “点” で重りを持ち上げる形になってしまい、パッドが当たっている上腕部に痛みが出る場合があります。
上腕部に当てた方が “肩(三角筋)” に力が入りやすいのであればいいのですが、そうでないのならパッドを前腕部全体に当て、圧力を分散させた状態の方が、三角筋に集中してトレーニングができます😁
動かし方について
椅子の調節とパッド部分に当てる位置が決まったら実際に稼働させていきますが、クイズでは ①親指に力を入れて持ち上げる ②小指に力を入れて持ち上げる どちらが良いか? となっていましたが、“基本的” には “小指側” に力を入れる形がおススメです。
ただし、これはあくまで “グリップを握った時の力の入れる指” という部分になり、あくまで意識を向けるべきポイントは肩(三角筋)の部分になります。
小指(中指のあたりまで)に力を入れるように握る理由として、“僧帽筋” に力が逃げないようにするのが大きな理由になります。
細かく説明していくと肩関節の回旋作用などが関係しているのですが、初心者の方はそこまで気にする必要はないので、持ち上げた時に “首がすくんだ状態にならない” “胸や背中の筋肉を使わない” ようにだけ注意してください。
持ち上げる位置については肩と水平になるくらいまではしっかりと持ち上げることが基本となります。
逆に水平より上に持ち上げる形になってしまうと、僧帽筋に力が入ってしまったり、胸も一緒に挙上する形になってしまい、三角筋中部にしっかりと負荷を乗せる事ができなくなる場合があります😱
下げる時には重量に抵抗するように2~3秒かけてゆっくり降ろすような意識を持って、常に肩に力が入っている状態をキープしましょう😁
ラテラルレイズマシンに関しては「一度も使った事がない」なんて方も多いと思います。特に女性や年配の方だと肩のトレーニングは「必要ない」と考えている場合も多いようなので、この機会にチャレンジしてみてください(*^-^*)
肩(三角筋)のトレーニングは他の部位に比べても特にフォームを意識しないと、ケガの原因になったり、肩以外の僧帽筋や広背筋に力が逃げて効果を上げづらくなってしまうので、いつも以上に丁寧なトレーニングが必要です。
ダイエットというよりは “ボディメイク” という形になりますが、“自身の体を変えたい!” と思っている人はぜひ利用してください。
それでは今回もここまで。総復習シリーズも次回が最終回!! 次回は第十九回のショルダープレスマシンを解説。今回と同様 “肩” を鍛えるマシンとなるのでぜひご覧ください。