皆さんこんにちは😉 前回は “ぷちシリーズ” と題して、トレーニングマシンの大まかな種類「ウェイトスタック式」「プレートロード」「フリーウェイト」について解説していきました。
「おススメされたから」とか「動画でやっているのを見たから」などの理由で選ぶのもひとつのやり方ではありますが、それぞれのマシンやフリーウェイトには明確な特徴がありますので、トレーニングに慣れてきたら例え同じ部位であっても “目的に合わせて利用するマシンを変える” こともできるようになりましょう!
それでは今回のクイズですが、「ウェイトスタック式」のマシンから主に背中の筋肉を鍛える “ロウイングマシン” をクイズにしていきたいと思います😁
ロウイングマシン(シーテッドロウイング)
主に背中(広背筋)を鍛えるマシンで、補助的に二頭筋や三角筋後部にも刺激が入るのですが、背中を鍛えるマシンは最初のセットポジションを決めるのが難しく、動かし方によっては「メインとなる背中」ではなく、補助的な部分である腕や肩、僧帽筋ばかりを使って、背中の広背筋にはまったく刺激が入らない状態にもなりやすいので、“クイズ” という形式で、どこの箇所に気をつければいいかを考えて頂きたいと思います😁
椅子&パッド部分の調整
多くのトレーニングマシンでは主に身長によって位置の調節をするのですが、こちらのロウイングマシンの場合は、“手足の長さ” が大きく関係している部分になるので、セッティングの方法も一つ一つの段階を踏まえた上で調節をするようにし、自分自身に合った適切なポジションでトレーニングできるようになりましょう!
1,パッドの位置を決めるための椅子の高さ
まずはパッド位置を適切にするために椅子の調節をしましょう。 次の内どちらのパッド位置がいいでしょうか?
説明するとパッドの位置を “胸の上部” にあてるようにするのか、“下腹部” の位置につけるようにするかどちらが良いのか?についてになります。
2,パッドの前後位置
椅子の高さが決まったら次にパッド部分の前後位置を調節します。この時に注意して見てもらいたいのがスタートポジション時の “手と足の伸ばし方” についてです。
画像の肘、膝の状態を見てもらい、次のうちどちらの状態が良いでしょうか?
スタートポジション時に肘を曲げた状態にするのか、それとも肘を伸ばした状態にするのかどちらが良いのか?
グリップの握りと引き寄せ方について
1,グリップの握り方について
グリップの握り方については二通りの方法をご紹介しているのですが、基本的にどちらの握り方でも問題ありません。
どちらの場合でも “肩甲骨をしっかりと動かせるか?” で判断して頂ければ問題ありません。
2,グリップの引き方と上半身の動きについて
グリップの握り方より重要となるのが引き方についてです。この体への引き寄せ方がうまくいくのであれば、上記の握りのどちらでも問題ありません。
それでは次の画像の内、どれが正しくできているでしょうか?
いかがでしょう? 違いをわかりやすくするためにかなりオーバーリアクションで写真を撮らせてもらっているのですが、自分自身がどのフォームに近いか想像しながら考えてみてください😁
ポイントとなるのが、肩甲骨の動きと胸をしっかりと張れているかどうかになりますので、違いが分からない場合は、その二点を注目して見るようにしてください。
今回ご紹介したロウイングマシンもそうですが、過去にクイズで出題したマシンでも背中を鍛えるトレーニングは “効かせる” ことが難しい種目になります。
肩甲骨の動き・可動域の状態によっては “まったく背中のトレーニングなっていない” なんて事も実際には起きてしまう可能性があるので、トレーニングを続けているのに変化がない! なんて思っている方はMIRIZBODYのレッスンやパーソナルトレーニングの受講を強くおススメします。
今回はトレーニングマシンの中でも最初のセットポジションが比較的難しい種類の紹介でしたが、ひとつひとつ段階を踏んでセットしていけばメインの背中の筋肉にも刺激が入ると思いますので、「いまいち効いてる感じがしない😓」なんて方は参考してみてください!
それではまた次回の更新をお楽しみに~♪ヽ(^o^)丿