皆さんこんにちは😉 クイズの総復習シリーズも今回で一区切りとなりますが、皆さんは記事を読んだ後に、自分のトレーニングに取り入れて、“実践” をしているでしょうか?
記事を読んで「へえ~~🙄」となっているだけでは体に変化は起こらないので、頭で理解した後はぜひ “実践” するようにしましょう!
ショルダープレスマシン(三角筋全体&三頭筋)
ラテラルレイズマシンよりは比較的扱いやすい肩を鍛えるマシンなのですが、前回の解説でも言っているように、肩の筋肉は無理なフォームで行うとケガの原因に繋がってしまうので、高重量を上げる事を目標とせず、まずは軽い負荷でもいいので、きちんと肩全体(三角筋)に “負荷を乗せる” 感覚を持ってトレーニングをしていきましょう!
グリップの位置が肩の高さになるように調整
最初はどのクイズでも共通になっている「椅子の高さ調整」について。今回のショルダープレスマシンについては “握ったグリップの位置が肩のライン” になるように調整するようにしましょう。
椅子の高さが低すぎると “持ち上げられる可動範囲が狭い” 状態となり、肩(三角筋)に十分な負荷を乗せられなくなってしまいます。
また椅子が高すぎた場合では、動かし始めの初動時に負荷がかかりすぎ、本来上げられる重量であっても、始動時に重量がかかりすぎてしまって持ち上げられなかったり、筋肉を傷める原因となってしまいます。
ただし、女性の場合は平均身長よりよほど高い方でない限りは、椅子を一番高い状態に設定してもらって問題ないかなと思います😉
グリップは身体に近い位置で握る
次にグリップの握り位置についてですが、これは肩関節周辺の柔軟性も関係しているので、“痛みが出ない範囲で” というのが前提となるのですが、これも上で解説した内容と同様に、可動範囲の関係からなるべく “身体に近い位置” でグリップを握る事がおススメです。
グリップ位置を外側にしすぎると身体に近い位置に比べ、角度が広がる分、挙上できる範囲がせまくなってしまい、その分負荷を乗せづらくなってしまいます。
グリップ位置の他にも、持ち上げた時の手首の角度も大切で、上げた時に手首が反ってしまわないように、“手のひらが常に正面を向いている” 状態を維持しましょう!
上にあげた時は肘をロックさせない
ショルダープレスマシンは肘をのばして上に持ち上げるのですが、この時 “肘を伸ばしきらない(ロックさせない)” ように注意しましょう。
肘を曲げたまま数センチしか上げないようなやり方は論外ですが、肘を伸ばして、そこからさらに “ロックさせる動作” になってしまうと、三角筋に乗せているはずの負荷が、僧帽筋(首から背中にかけて)や腕(前腕・上腕部など)に逃げてしまい、肩まわりの筋肉には負荷がかからなくなってしまいます😱
上げた際には少しだけ肘が曲がっている状態で止めて、肩に負荷を乗せたまま、その負荷に抵抗するようにゆっくりとグリップを下げていきましょう!
降ろす際には同じく肩の負荷が抜けないようにする事も大切ですが、肘の位置が身体よりも後ろ側に行かないようにすることにも注意してください。
前回に引き続き肩(三角筋全体)を鍛えるマシンの解説でしたが、いかがだったでしょう? 前回のラテラルレイズマシンよりは扱いやすいマシンとなっていて、女性や年配の方でも日々のトレーニングに組み込みやすいのではないかと思います。
「肩のトレーニングなんて必要?」なんて感じている方もいるかもしれませんが、ゴツゴツした体型を目指したい男性以外にも、女性であれば身体のラインを綺麗に見せる事が可能になり、巻き肩の防止や姿勢改善など様々なメリットがありますので、この機会に一度トライしてみてください(*^-^*)
今回で過去のクイズを総復習&解説も一区切りとなりますが、第一回から第九回までのクイズと比べると「今まで一度も使ったことがない!」なんてマシンが多かったのではないでしょうか?
トレーニングにとって難敵となるものに “マンネリ化” や “モチベーションが維持できない” などがあると思いますが、この状態を打開するためにも、ぜひ新しいトレーニングマシンに挑戦してみてください!
それでは「過去のクイズを総復習編」もここまで。次回からはまたクイズ形式の配信を予定していますので、お楽しみに(^^♪!!